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国家公務員一般職「教養区分」新設(2007年度)

国家公務員一般職(大卒程度試験)では、2025年(令和7年)度の春試験から、「教養区分」が新設されます。

この区分では、第一次試験で、法律学や化学などの専門試験は課さず、一般的な教養や、速く正確に課題を解く能力に関する試験が実施されます。

【第1次試験】
(1)基礎能力試験
   公務員として必要な基礎的な能力(知能及び知識)についての、多肢選択式(5択)マークシート試験。
  知能分野24題
   文章理解⑩、判断推理⑦、数的推理④、資料解釈③
  知識分野6題
   自然・人文・社会に関する時事、情報⑥

   ※○内の数字は出題予定数
(2)課題対応能力試験
   速く正確に課題を解く能力についての、多肢選択式(5択)マークシート試験。

(3)一般教養論文試験
   一般的な教養を土台とした判断力、思考力についての、論文試験。


 また、専攻分野にかかわらず、大学3年生(試験年度の4月1日に20歳を迎えている方)から受験できるようになりました。

 国家公務員採用試験に早期にチャレンジしたい方、民間企業等との併願を検討中で進路がまだ決め切れていない方も、就職の選択肢が広がるようになります。


 最終合格後に掲載される採用候補者名簿の有効期間は6年間。この期間内に採用されれば大丈夫なので、国家公務員としての採用希望年度については幅を持って選択することができます。

詳しくは人事院ホームページをご覧ください。