上野法律セミナー

資格職の対策

資格職は試験レベルが他の職種と異なる

資格職とは「保育士」「栄養士」「心理」「福祉」など、特定の資格を持つ方を対象にしている公務員試験です。

資格をいかせる職種として、その道のプロとして活躍できる魅力的な公務員です。

国家公務員でも資格を活かした専門職の募集がありますが、多くは地方公務員での採用となります。

試験区分としては、「上級」の一部に区分されるものと、「資格職」として区分されるものがあります。

試験問題のレベルは異なっており、「上級」の区分にあるものは、大学卒業程度のレベルとなります。また、「資格職」の区分にあるものは、短大卒・高卒レベルの試験となります。

どちらのレベルに該当するかは、試験時期を確認してください。教養試験は事務の区分と同じものですので、6月に試験が実施されるものは「大学卒業レベル」、9月に実施されるものは「短大・高卒レベル」となっています。

「保育士」「栄養士」「心理療法士」「作業療法士」などの区分は高卒レベル、「管理栄養士」「心理」「福祉」の区分は大卒レベルであることが多いです。ご希望の役所の募集要項をご確認ください。

ここでは短大卒・高卒レベルの対策をお知らせします。大卒レベルは通常の大卒事務職と同じです。


〔教養試験〕

 短大卒・高卒レベルといいましたが、実際は高卒の事務と同じ問題を利用したり、もっと簡単な問題で試験をしている事が多いです。公務員試験としては一番易しい問題と思ってください。

 4年生大学の方でも、受ける試験は「高卒レベル」ですので、問題集を購入する場合は注意してください。大卒レベルの問題と高卒レベルの問題は、難易度がかなり異なりますので、大卒レベルの「上級」と書いてある問題集は避けて、「高卒程度」の問題集を利用してください。

【戦略1】一般知能 数的推理・判断推理を攻略しよう

資格職では高校生が受験する事務職の問題と同じ問題を使用しますので、高卒レベルの知能分野を解けるようにすることが合格への早道です。

高校1年生くらいまでの数学の文章題を中心とした「数的推理」、与えられた条件から状況を推理する「判断推理」が重要な科目です。警察官試験では「知能分野」の出題が全回答数の5割以上を占めています。合否を左右する科目なので、公務員試験対策では「知能分野」を重点的に学習していきましょう。

問題の解法パターンを知っていると、確実に解ける問題なので、過去問題から出題パターンとその解法パターンを学習しましょう。市販の問題集ではパターン別に解説しているものは少ないので、受験機関の授業を利用した方が習得は速いです。

Web講座では過去の出題を分析・研究し、最も速く確実に解ける方法を紹介しています。

【戦略2】一般知能 空間把握と資料解釈はセンスが大事な科目

空間把握と資料解釈は得意・不得意が極端に分かれる科目です。

空間把握は図形の判断推理と考えてください。試験要項に科目として記載していなくても、判断推理に含まれて出題されます。図形の分割や合成が理論的に把握できるかどうかを判断する問題です。警察官では空間把握の出題が多いのでしっかり準備しておきましょう。

資料解釈は数表やグラフの中の数値を抜き出して、選択肢の内容が正しいかどうかを計算する問題です。計算問題ということで苦手意識を持っている方が多いですが、計算してしまえば確実に1点取れる問題なので捨てるのはお勧めしません。また、計算するといいましたが、計算式を最後まで計算することなく正誤を判定する方法があります。判別方法を知らないと損ですね。

【戦略3】一般知能 文章理解は得点科目で対策もほとんど必要ない

文章理解は8問〜10問出題されます。現代文と英文の内容把握が主な出題です。特に対策は必要とせず、多くの方が得点項目している科目です。選択肢から読み込むなど、解く時間を短縮して回答する練習をしておくと良いです。

【戦略4】社会科学と人文科学を中心に学習しよう

一般知識分野は暗記系の科目です。社会科学、人文科学、自然科学に分かれますが、自然科学の出題は少ない傾向にあります。対策としては、社会科学(政治、経済、社会、時事)と人文科学(世界史、日本史、地理、思想等)を中心に学習した方が効率良く得点できます。

範囲が広いので、頻出科目に絞って学習することをお勧めします。

教養試験対策Web講座 基礎講座

基礎講座はすべての公務員試験に対応しています。初めて公務員試験対策をする方はこちらから学習を始めてください。

知能分野

合否を決める重要な知能分野の解法パターンを学習します。
1コマ80分〜90分です。時間には問題を解く時間も含まれています。(金額は税込みです)

実施講座 コマ数 料金(税込)
1 数的推理 9 14,850円
2 判断推理 10 16,500円
3 空間把握 3 4,950円
4 資料解釈 3 4,950円
知能分野一括 25 38,500円

知識分野

暗記系の知識分野の重要項目を学習します。
1コマ80分〜90分です。時間には問題を解く時間も含まれています。(金額は税込みです)

実施講座 コマ数 料金(税込)
1 政治 3 4,950円
2 経済 3 4,950円
3 日本史 3 4,950円
世界史 3 4,950円
5 地理 3 4,950円
6 生物 2 3,300円
7 物理 2 3,300円
8 化学 2 3,300円
9 地学 1 1,650円
知識分野一括 22 33,000円

過去問題で特徴を把握しよう

問題演習は高卒程度の過去問題を実施します。

過去問題を利用した講座として「応用講座」「直前講座」があります。

「応用講座」は基礎講座で触れなかった応用問題も扱います。

「直前講座」は本試験の受験年に総まとめとして受講をお勧めします。

過去問演習として、また、学習のペースメーカーとしてご利用ください。

応用講座

全28コマ。

実施講座 コマ数 料金(税込)
1 数的推理 6 30,800円
2 判断推理 6
3 空間把握 2
4 資料解釈 2
5 社会科学 4
6 人文科学 5
7 自然科学 3

直前講座

全26コマ。

実施講座 コマ数 料金(税込)
1 数的推理 4 28,600円
2 判断推理 4
3 空間把握 2
4 資料解釈
5 社会科学 5
6 人文科学 6
7 自然科学 3

Web講座のお申し込み方法

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